2009年7月29日水曜日

50人を越す死傷者を出した列車事故@カステラ

Six dead and 50 injured in train derailment in Croatia
「今月24日午後、ザグレブ発スプリット行きの特急列車がスプリット手前のカステラ付近で起こした事故では、56人の死傷者(6人が死亡、50人が怪 我)を出した。乗客数は91人のうち、怪我人の多くには子供や外国人旅行客も含まれ、スプリットの病院へとヘリコプターや救急バスにて運輸。
First arrests in train-accident case
警察は、24日に6人の死亡者と55人の重軽傷者を出したカステラ付近で起きた列車事故関係者8人を逮捕した。警察側の調べでは、レールの金具が曲 がったためではないかとしている。クロアチアのメディアでは、企業が無許可で販売した金具が曲がっていたのではないかとみている。」

実はわたしもザグレブからスプリットへ行くときはいつもこの新型の特急列車を使っているので、いやー、遅かれ早かれ起こる事故だったという、そんな気がしていました、ハイ。運転手が飲酒運転だったのでは?という声も上がっているようですが、まあ、これもまた珍しくもないような・・・。車掌さんが ほろ酔いってのも以前列車内で見てますから。

特にこの新型特急はカーブで車体が左右に揺れるようにできているため速度を落とさずに走れるというもので、金具ウンヌンは問題外というか、きちんと したものを使用しなけりゃ事故に繋がるというのは子供でもわかるわけで、それプラス、あたり前ですが、運転士がきちんとしたトレーニングを十分に積んでな いとダメなわけで。

だめ押しに、救助に来た列車も同じところでブレーキが利かなかったかなにかでこの事故車に追突してますし・・・。笑っちゃいけないけど笑うしかないですヨ、もう。ああ、ということは運転士が飲酒していたか否かとは関係なく、やはりレールの問題ってことでしょうか。

しばらくこの列車、乗りたくないなあ。ちなみに今回の事故に巻き込まれた邦人は0ということです。