旅の一般情報

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一般情報

クロアチアの天気
DHMZクロアチア全土やザグレブの今日・明日・週間天気予報(英語)。
Weather Forecast for Croatia:地図右上の[eng]をクリックで英語表記。
 日本語ではこちら


ヴィザ
3ヶ月以内での観光またはビジネス目的でクロアチア入国する場合は、大使館でヴィザを取得する必要はなく、クロアチア入国時に入管にてスタンプ(ヴィザ)を押してもらう。そのヴィザの有効期間は3ヶ月(90日)。入国日から次の6ヶ月間のうちは、出たり入ったり飛び飛びでも合計90日滞在できるので、バックパッカーなど個人で旅される方は覚えておくと便利かも。ちなみに3ヶ月以上の滞在を希望の場合、申請が各市の警察署にて可能(2010年1月現在)
空路からの入国では空港内の入管でスタンプを押してくれるが、スロヴェニアなど隣国から陸路で国境越しに出入国した場合、係員によってはパスポートにスタンプを押さないこともある。その辺はかなり適当な感じで、空港の入管とコンピュータで繋がっているわけでもない(陸路の国境の入管ではコンピュータは置いてない)。

滞在届け
クロアチアに24時間以上滞在する場合、原則として入国から24時間以内に最寄りの警察署へ滞在届けの提出が義務づけられている。ホテルなどの宿泊施設に宿泊する場合は施設側が代行して届けてくれるが、Sobe(ソベ)など個人民宿などの場合はオーナーに届け提出の確認を。滞在先の保証人がいないと申請できないので、オンラインで届け出ができない場合はSobeのオーナーに保証人として同行してもらってください。最近ではSobeでもホテル同様オンラインで申請できるのでしてくれると思いますが、なかにはしないところもあるのでご注意を。ちなみに出入国時に届け出をしたかどうかなど聞かれることはない。

服装
クロアチアも日本と同じように南北縦に長く、北部の首都ザグレブと南部のドゥブロヴニクでは気温差がある。とはいえ、春夏秋冬、一年を通してだいたい日本で普段着ているものでオーケー(もちろん日本のどこか、にもよりますが)。ただし日中の気温の変化も激く、夏場でも薄手のカーデガンやウィンドブレーカー、折りたたみ傘などの持参をおすすめします。春から秋の終わりまで天気の良い日は日差しが強いのでサングラスと帽子、日焼け止めをお忘れなく。
一年を通してあると役立つもの:レインコート、折り畳み傘、サングラス、帽子、スカーフ、洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉など、残念ながらホテルには 置いてありませんのでお忘れなく!)
レストランや劇場へ行かれる時の服装は、他のヨーロッパの国よりもカジュアルでオーケー。おしゃれなオーストリア風気質の首都ザグレブでもノーネクタイ、ノージャケットでも問題なし。見るからに薄汚れた感じのジーンズなどでなければ、たいていのところは大丈夫。あまり気取らないのがクロアチアの良いところ。
(3~5月): 薄てのセーター、ジャケット、ストッキング(日によってはタイツ)、ジーンズ、サングラス、スカーフ、帽子、ウィンドブレーカー、スプリングコート、トレンチコート。日によってはブーツ。
(6~8月): Tシャツ、ポロシャツ、半袖シャツ、コットンのチノパン、ひざ丈のズボン、履き慣れた歩きやすいサンダル、軽めのスカート。不向きな服装:ジーンズ(暑すぎます・・・)やポリエステルなど風を通さないもの。
(9~10月): ウィンドブレーカー、帽子、薄てのフリース、ズボン、スカート、タイツまたはストッキング、ダウンジャケット。
(11~2月): その年によって冬の到来が早かったり遅かったりしますが、例年的には北海道とほぼ同じ北緯45度に位置するザグレブなど北部の冬は寒く、気温は12月~2月では氷点下になることも多く510cmほどの積雪もあるので、外出時には厚手のコート、ダウンジャケット、毛糸の帽子、手袋、マフラー、タイツ、パッチ、ブーツ、などフル装備が必要。毛皮も役立つ。それに反してホテルやビル内など室内は温かく快適なことが多いため、室内に入った途端に汗をかくという極端な温度差に気をつけるように。車はウィンタータイヤ使用のこと。プリトヴィツェは冬期は雪のため閉園となっていることも多い。南部のスプリットや西北部の避寒地オパティヤなどでは気温は10~12℃ほどで温かく、帽子や手袋は特に必要なし。

マナー
街の中でスーパーや雑貨屋、アイスクリーム屋などお店に入った時には、まず店員さんに「ドバルダン!(こんにちは)」など、挨拶をしましょう。クロアチアでは店員さんは日本のお店のように「そこにいるだけの人」ではなく、お互いに挨拶をして失礼のないようにします。咄嗟に言葉が出て来なければにっこりと笑顔だけでも返しましょう。無視は失礼ですし、笑顔で「Just Looking」と言って買わずに品物を見ているだけでもかまいません。なにも買わずに店を出るときも「フヴァラー Hvala=ありがとう)」と笑顔で。レストランなどでも、英語でもかまいませんので挨拶をお忘れなく。クロアチアでは人と人との関わりが生きていますので、気持ちよいコミニュケーションを取りながらショッピングや旅をしましょう。

チップ
基本的にレストランやタクシーなどでチップは必要なし。なにか特別なことを頼んだ時やSobeなどでよくしてもらったお礼の気持ちとしてチップを渡すのはまったくかまいませんが。

電圧
220ボルト、周波数50ヘルツ、C型プラグ(※変換プラグは忘れずに出発前にビックカメラなど大型家電店などで購入しておくこと。ひとつ200円前後。)。コンピュータなど電化製品によってはクロアチアの電圧に対応しているので電圧変換機は必要ないものもある。

公衆トイレ
公衆トイレはあまりないので、ホテル、カフェ、レストラン、駅、バスターミナルなどでトイレを済ませることをおすすめ。中には入口でトイレおばさんに3クナほどを支払う有料のところも多いので小銭の準備をお忘れなく。有料の場合はほとんどがトイレットペーパー設置、清潔。おばさんへの支払い時には笑顔で「フヴァラー(ありがと)」のひと言を。

水道水
普通に美味しく飲めます。が、硬質なのでそれに慣れていない方や胃腸の弱い方はひょっとするとおなかが痛くなることもあるかもしれません。心配な方はスーパーなどで購入できるミネラルウォーターを(値段は店によって差あり。冷蔵庫で冷やしてあるものは少し高め)。カフェやレストランでもミネラルウォーターは注文できます。炭酸ガス入りもおすすめ。また、水道水でいれた紅茶はしばらく時間がたつと茶渋がカップに張り付きますが、レモンをしぼって入れると茶渋が気になりません。

両替とクレジットカード
街なかの両替商は比較的良心的で安心、コミッションを取らないところも多い。ザグレブ空港内にもあり両替や24時間のATMあり。他では高級ホテルや郵便局、銀行にて両替できる。日本円からクナへの両替もノープロブレムなのでわざわざユーロを持っていかなくてもよい(もちろんユーロでもいいですが)。クナへの両替は米ドルよりもユーロからのほうがよい。Sobeなどではそのままユーロで払えるところもあり。
クレジットカードでの支払いはレストラン、スーパー、ホテル、みやげ屋ならたいていオーケー。小さな個人営業のカフェでは使えないこともある。VisaMasters、などが一般的で、4桁のピンコード(暗証番号)入力式なので番号を忘れないように。
クロアチア通貨クナへのレートはクロアチア国立銀 こちらでチェック。

お店の営業時間
一般の営業日時:月曜~土曜、午前8時~午後8時(ショッピングモールなどは所によっては10時)まで営業。2009年の春過ぎからはスーパーや大型ショッピングモールも日曜は午後2時まで営業しているところもある。花屋、パン屋、キオスクなどは6月1日~10月1日までと12月は午前7時~午後2時まで営業している。交番、国境、公衆トイレ、バスターミナル、空港、港などは年中無休。カフェなどは深夜近くまで営業。

クロアチア国内で聴ける外国語のラジオ
クロアチア・ラジオ(プログラム2)では日に何度かクロアチア自動車クラブの渋滞情報とが英語、ドイツ語、イタリア語で視聴でき、その他ではバヴァリアン・ラジオやオーストリアン・ラジオ、RAI UNO、英国バージンラジオ、チェコ・ラジオ(供にプログラム3)が同じく日に何度か英語で視聴できる。

インターネット
大抵の大型ホテルでは客室で有料または無料でインターネットが使える。持参のコンピュータをインターネットに接続するケーブルはホテルの受付で貸してもらえる。市街地ではネットカフェはそれほど多くないが、バスターミナルや駅、観光客が集まりそうな通りなどにある。料金は1時間15クナあたりが目安。ただし、Windowsは欧州仕様なため日本語フォントがインストールされておらず、日本語対応マシーンは現時点ではあまり見かけない。もし何度か使用するのであれば、従業員に気軽に日本語フォントのインストールを頼んでみるといい。

夏休みの渋滞に巻き込まれないように
8月中旬の日曜(2008年では8月17日)は夏休みの最終日となり、日本のお盆と同じように、お里や海岸沿いからザグレブ方面に向けて北上する人たちで高速や道路は大渋滞します。プリトヴィツェなどからザグレブに向けてバスに乗る場合、バスの予定時刻の大幅な遅れや満員通過などにご注意を。また乗れたとしても高速での大渋滞により移動にかなりの時間がかかる可能性(例:通常2時間半のプリトヴィツェザグレブでも3時間半など)があります。この日の移動は極力避けられることをおすすめします。

乗り物

タクシー
クロアチアでは基本的にタクシーの流しはしていません。最寄りのタクシーステーションに出向くか、ホテルやSobe、レストランで呼んでもらう。また各市のバスステーションにはタクシーステーションあり。ザグレブでは初乗り17クナ、メーター制、ですが1キロごとに7クナととんでもないほどどんどん値が上がるので、チョットした距離でもかなり高い金額となるのでご注意を。(例:ザグレブ空港から市内まで25分ほどですが、150クナ(約2千500円)ほど)。しかし、現在ザグレブ、リェカ、オシイェクの3都市で展開しているクロアチアで最も安いタクシー、TAXI Cammeoは、呼んでから迎えに来るまで少し時間がかかることを除けば断然お得。ザグレブ市内から空港まで100クナあたり。

クロアチア国内のバス(長距離)
飛行機に次いでクロアチア国内をスムーズに旅するにはかかせませない長距離バス。Croatian BusImotskiPrometなど何社にもよるバス会社があり、各市の中央バスステーションから各地に向けて出発する。一般的にバスは時間通りに発着するので、余裕を持ってバスステーションに向かわれることをおすすめ。会社によってバスに当たり外れがあるのが玉にキズ。個人的にはImotski(イモツキ)が車掌の対応なども丁寧で乗りやすい。Croatian Busはイマヒトツ(他の方がどう評価されているかはわかりませんが)。

>チケット購入: チケットは各バスステーション窓口にて片道または往復(往復は同じバス会社での場合のみ発券)で当日、または一週間前など前もって購入できる。ザグレブやスプリットなどの大きな街から乗車する場合は、座席指定(チケットに座席番号が記入してある)されていることが多いが、バス会社によっては座席指定のないところもあり。いずれにしてもそれほど堅苦しく考える必要はなし。けっこうみんな適当に座ってます。大きなバスステーションではなくプリトヴィツェやその他、無人バス停からの乗車は、あらかじめ往復チケットを購入しておくか、または乗車後に回って来る車掌さんから購入できる。途中乗車するときは、前のドアから乗車したほうが無難。後部ドアから乗車するとただ乗りに間違えられたりしますヨ・・・。チケット購入後の便変更は、すでに購入したバス会社の他の便への変更であれば手数料を払えば可能。

>荷物を預ける場合: スーツケースなど、大きな荷物を車内に持ち込まずトランクに預ける場合は、運転手または同乗の車掌に5~9クナ(バス会社によって異なる)支払い、荷物ナンバーの記入されたレシートをもらう。下車時に一人一人の荷物の確認などはしてくれないので、他人の荷物と間違えない、または他人が間違えて持って行かないようにご注意されたし。

>トイレ休憩: バスの車内に設置されているトイレがはいつも鍵がかかっていて使用できない。その代わり、どの路線でも要所要所にてトイレ休憩が10~15分ある。例えばザグレブからプリトヴィツェまでなら、ザグレブから40分ほど南下したカルロヴァツのバスステーションで10分間の休憩、そこから先プリトヴィツェまではノンストップ。ザグレブースプリット間(4時間半)では2、3か所、ドブロヴニクースプリット間(5時間)では途中の街のバスステーション3か所ほどでトイレ休憩あり(トイレ休憩の場所と時間は会社によって異なる)。乗車前には水分をとりすぎない(とりなさすぎても脱水してよくないです)、トイレに行くなど、自己管理が必要です。バス会社によっては発車前に乗客数の確認もしますが、時間内に戻れるか心配な方は隣りの席の人に自分が戻るまでバスが発車しないように頼むなど、一言伝えるなどしてください。

列車
クロアチア国内の鉄道は時刻通りに出発するが、思いがけない途中の路線工事などで時間通りに到着しない場合も多く、一時間遅れなどもよくある。一般的には座席指定でコンパートメントに別れている。夏場はエアコンなしの車両も多いが冬場のヒーターはちゃんと効いているので寒いことはない。スロベニアに向かうビジネス特急などはコンパートメントではなく、ふつうの二人がけの座席で、車内もそこそこ清潔。チケットは各市の駅のチケット売り場にて購入。日本の駅の窓口のようにテキパキと発行してくないこともあるので、乗車前にチケットを購入する場合は、駅へは早めに行かれることをおすすめ、または前日購入がベスト。
2009年4月の追記。ザグレブからスプリットへ向かう新しい特急(コンパートメントではないふつうの二人がけ)はかなり左右に揺れるので、普段車酔いしない方でも念のために酔い止めは飲まれたほうがよいかも。列車内のトイレは便座が上がっていることが多く、しかもあまり清潔ではないこともあるので女性やお腹の具合の悪い場合はちょっと厳しいかも。空気椅子(座らずにふんばる)ができるなら問題ないですが。トイレットペーパーはありますが、混雑していたらなくなってしまうこともありますし、基本的には予備のティッシュをポケットに。

クロアチア国内での車の運転

>運転免許について: 日本国籍の場合、クロアチア国内での車の運転は日本国発行の国際免許証が有効。長期滞在では居住区管轄の警察署にて日本の免許証からクロアチアの免許証に切り替えが必要。切り替えには6ヶ月以上の有効期限がある日本の免許証とその翻訳証明(日本公館発行)と申請書、写真2枚。米国籍の場合、観光またはビジネスで3ヶ月未満の滞在をする場合は米国の免許証で運転可能。その後はヴィザの更新など12ヶ月間未満の滞在であれば、同じく米国の免許証でよい。12ヶ月以上の場合はクロアチアの免許証が必要となる。英国籍の場合、6ヶ月間未満の滞在であれば英国の免許証で運転可能。国際免許証は無効。(2009年)

>レンタカーを借りる: 国際免許証、パスポート、海外旅行保険証などの提示が必要。空港や街なかにAVISなどの大手レンタカー会社がある。業者によっては日本の運転免許証だけでオーケーなところもあるが、検問でそれでオーケーかというとそうでもないので、やはり国際免許証の持参をお忘れなく。レンタカーにはマニュアル車が多く、オートマティックはあまりないので、予約時に確認することをおすすめ。

>車の運転: ヨーロッパ諸国と同じく右側通行、昼間点灯、シートベルト着用、速度制限を守ること。ザグレブは大通りでも一方通行が多く、初めてだとかなり道はわかりにくい。運転はイタリアほど荒くはないが、決して安全運転とも言い難い。特に高級車に乗っている若者は街中でも信号に関係なく急停車、急ハンドル、ウィンカーを出さずに路線変更、またはウィンカーを出したまま直進、などかなりめちゃくちゃな運転をすることが多いので気をつけること。高速でも時速200キロ近いむちゃくちゃなスピードで追い上げられたりすることもあるので、すみやかに車線変更するなどして事故などに巻き込まれないように気をつけること。またこういったドライバーが多いため自動車事故が非常に多い。
限定速度は道路によって異なり、各路上に表記されている。それ以外では居住地区では時速60キロまで。高速は最高時速90キロまでと130キロまで。ガソリンはガソリンスタンドで購入でき、現金以外ではダイナーズクラブ、ユーロカード、マスターカードなど代表的なクレジットカードでも支払い可。
>交通違反: 最高額2000ユーロの罰金と実刑がある。運転中の携帯電話通話は禁止。2010年1月現在、罰金500クナ(スピーカーフォンは違反にならない)。

>飲酒運転: 24歳以上であれば体内血液の0.05パーセントまで(1リットル中0.mg)は飲酒とされない。24歳未満と職業運転手は0.05パーセント未満でも飲酒運転となる。目安としては、ビール小瓶1本ぐらいは大丈夫。

>事故にあった場合: 道路の問題などでは、The Croatian Automobile Association (HAK)ークロアチア自動車協会の緊急サービスの英語オペレータ、987に電話する。人身事故など、交通警察の番号は112、または警察一般は92。救急車は94。24時間英語オペレータによる詳しい道路情報の電話番号(年中無休):+385(1)4640800 (カーフェリーなどの混み具合も確認できる)。事故車の移動にかかる経費は200クナまで。


知っていると便利な電話番号

警察: 92
消防署: 93
救急車: 94
湾岸警備隊: 9155
一般情報: 981
クロアチアの国電話番号:385
クロアチア航空インフォメーションのフリーダイヤル
(クロアチア国内からかける場合):0800ー77ー77777
クロアチア航空インフォメーション
(クロアチア国外からかける場合):+3854819633
クロアチア航空のフライト予約
(クロアチア国内からかける場合):062777777
クロアチア航空のフライト予約
(クロアチア国外からかける場合):+3854872727