2010年9月15日水曜日

ロダン君、帰る@ブロドスキ・ヴァロス

「スラヴォンスキ・ブロドという町でちょっと有名なロダンという名のコウノトリが、今年も越冬のためアフリカに向けて飛び立ったが、その3日後には戻って来たという。この数年怪我のために飛ぶことができず、ステパン・ヴォキチさんが世話をしているロダン君の愛するパートナー、マレナちゃんは今年も南に飛ぶことができなかったのがその理由。
マレナちゃんとロダン君が住んでいる屋根の家の主人であるステパン・ヴォキチさんは、飛べないマレナちゃんに餌を与えるなどをし世話をして来ているのだが、今年はマレナちゃんとロダン君の三羽の雛鳥たちやロダン君、他のコウノトリがアフリカに飛び立ちったのに、ロダン君が途中で愛する者の元に戻って来たのを知ったときには泣いてしまったという。
「ロダンが戻って来た理由は一つではないかもしれないが、その一つには彼が恋しているからだろうね」と付近にある動物園経営者マルコ・ミレチさんは語った。」

ええ話ですなあ。以前彼らの話をここで載せましたね。
それから、オシラセです。今月はなにかと忙しくほとんど更新できませんでしたが、引き続き今月一杯お休みします。

2010年8月26日木曜日

クロアチアの児童文学が出版@京都

「1923年に描かれた『Price iz davnine』というクロアチアのむかし話の書籍が京都の松籟社より出版。ヴラディミル・キリン(Vladimir Kirin)の挿絵、イヴァナ・ブルリチ=マジュラニチ(Ivana Brlic-Mazuranic1874−1938年)著。
1916年に出版されたこの本はマジュラニチの書籍のなかでももっとも親しまれた一冊で、クロアチア人に関するスラヴ神話をベースにアンデルセンやトールキンのようなおとぎ話が新しく創作されている。
クロアチアのアンデルセンと称された彼女自身が学ぶために書かれたという、マジュラニチの小説や児童文学のほとんどがヨーロッパ言語に翻訳されている。
日本ではこのクロアチアのむかし話の他にも二冊出版されている。」
松籟社のウェブで書籍と著者検索してみましたが、邦題は『昔々の昔から』。英語版はこちらで立ち読みできます。著者名の読みは日本語ではイヴァーナ・ブルリッチ=マジュラニッチが一般的な読み方のようですね。イヴァナをなんでイヴァーナって伸ばしちゃうんだろ。たとえばハナコをハナーコって感じで、間延び感が・・・。

2010年8月12日木曜日

おとぎ話のようなクロアチアのラストケ村

ブログ「クロアチアの碧い海の夢」にラストケのお散歩日記、アップしました。


ほんとにおとぎ話の村のようで、のんびり。日本だと安曇野とか上高地とかそんな感じでしょうか。大好きな村です。



2010年8月1日日曜日

カフェのテラス席撤去@ザグレブ

ザグレブ中心街の通りに設置されたカフェのテラス席、今夏は例年よりも多くのテーブルが歩道に置かれているように思える。
というのも去年からすったもんだしている公共室内での禁煙が決定したこともあって、喫煙許可を持たないカフェがこぞって喫煙者用にテラス席を設けたのは一目瞭然(通るだけでも煙りがすごい・・・)。その急激な数の増え方にみんなほんとに市の許可をもらっているのかと疑問に思っていたところ、盲人から市に危険だとクレームがあったとかでさっそく歩道のテラス席が撤去されはじめた。
というものの、某カフェ経営者の話では、許可を得ているにもかかわらず経営側にはなんの選択肢も与えられず、しかも前もって通知もなにもない今回の突然のテラス席撤去に怒りを感じているという。クロアチア盲人協会は「経営者の方々には申し訳ないが、歩道のテラス席が盲人にとって危険であることはかわりなく、怪我人がでないような対処がひつよう。お互いに協力しあいたい」と話している。969名の盲人が在住しているザグレブの盲人協会は「今回のクレームは盲人協会からではなく個人から出たクレーム」だと付け加えているが、カフェ経営者たちはそういったクレームなどこれまで聞いたことがないという。
ということで、店内での喫煙許可がないカフェにとっては今回のテラス席撤去は、春からの禁煙法実施と重なってまたしてもかなりの営業的な打撃でしょうね。カフェ・オリエント・エクスプレスのテーブルと椅子も撤去されましたね。あそこは確かに歩道が狭くて通りにくかったです。去年まであそこはテラス席、なかったんですけどね。でもまあ、盲人に限らず、歩道の真ん中にテーブルと椅子がごちゃごちゃ置いてあると、わたしでも車道に降りるなどちょっと歩きづらく、足の悪い人やお年寄りにも危ないんじゃないかなと思いましたデス、はい。

P.S. なんですかね、歩道から撤去されたところ(約50軒)もあれば、テラス席を車道に移動したカフェもありますね。というか、そもそも歩道テラス席を許可した時点でそれに伴う問題点を考えなかったのか・・・と。

2010年7月27日火曜日

クラブでカード詐欺@スプリット

German tourist hit with 2,760 Euro bill for one drink

「ドイツ人観光客がスプリットのナイトクラブ La Mirage clubで、ドリンク一杯につき2500ユーロを騙しとられたが、このクラブでは2ヶ月前にイギリス人が同じようにカード支払いにて1100ユーロを騙しとられている。
このドイツ人(27歳)がウェイターにクレジットカードを渡し会計を頼んだところ、しばらくしてそのカードは拒否されたため支払いが出来ないとウェ イターがカードをドイツ人に返した。その時このドイツ人は他のカードでは問題なく支払いを済ませることができたのだが、数日後、支払い明細書でそのクラブ から1380ユーロが二度に渡り引き落とされているのを発見した。
これと同じような事件がこのクラブで二ヶ月前にも起こっており、イギリス人被害者はドリンク一杯に1100ユーロを騙しとられていたのを数ヶ月後に明細書をみて気がついたという。
この件について、このクラブの支配人ドラジェン・オラドゥリはコメントを控えている。」

さて、ということで、書こう書こうと思っていながら忘れていましたが、クロアチアでのクレジットカードでの支払いについて。いろんな手口でのカード詐欺が聞かれるので、わたしはクロアチア国内での買い物はほとんどキャッシュ、現金払いです。大きな買い物をしてやむを得ずカードで支払う場合は、一括ではなく分割。もしあとで何らかの理由で商品を返品したくても、他の物との交換などとなることがほとんどでお金が戻って来ることはほぼないので、分割にしておいて、もめたりしていざという時には支払いをキャンセルします。で、こちらの損害を最小限に食い止める、と、まあ気休めかもしれませんがそんな感じですね。

で、肝心のこのクラブの詳細です。旧市街からは徒歩で10〜15分ぐらいですかね。行くならくれぐれもお気をつけて(笑)。

La Mirage
住所:Fra Bonina 6, Split
電話: 021 382 823‎
大きな地図で見る

2010年7月20日火曜日

レイヴ・パーティーなら“クロアチアのイビザ”!@パグ島

日本でもようやくその名が知られはじめたスペインのイビサ島。

ヨーロッパではかつてからクラブ・ダンス文化の中心的存在として君臨し、今や世界中の有名DJがプレイするレイヴパーティーが注目される小島だが、クロアチアのイビザといえばパグ島。白く乾いた風景はまるでアドリア海に浮かぶ月世界のようなこの島は、山羊のチーズやオリーヴオイルの産地として知られるが、夏にはそれとはまったく異なる顔を見せる。この島で行われるレイヴ・パーティーには、クロアチア国内外のレイヴァーたちが集まり、オールナイトでワイルドなダンスシーンが繰り広げられる。ザグレブで最も会員費が高いと言われるスポーツジムに通うおにーさんおねーさんたちが「もちろん今年も夏の休暇はパグ島!そのために一年働いてるんだから!」と口を揃えるほど、クロアチアのレイヴ・パーティーといえばこのパグ島、ジュルツェ(ZRĆE)ビーチなのです。

ジュルツェ・ビーチにはザグレブでもポピュラーなPapayaとAquariusの支店、そしてローカルなKalypsoなどのクラブがあり、ビーチまではノヴァリャ(Novalja)から車または夏期にはミニ・シャトルバスが出ている。ビーチには公衆トイレやシャワー設備常備。
Papaya:ヤシのパラソルなどエキゾチックスタイル。バー、レストラン、VIPエリア、プール、ウォータースライド、ジャグジーあり。国際的なDJたちの音楽に乗せたアフタービーチパーティ、カクテルパーティー、オールナイトダンスパーティーなどが人気。



Aquarius:プール、飲食、ダンス、エアロビック、ホームメイドアイスクリームなどあり。ブルーを基調にしたモダンな雰囲気のバーに2010年改装し、クロアチア国内外のDJが参加するバブル・パーティー、ライヴコンサートなどのテーマパーティーが人気。



今月16日のPapayaでのパーティーはこちら→ The SHEG SHOW Aquarius After Beach Party 16.07. (直接ココに載せる勇気ナシな酒池肉林・・・。もっとすごいのもありますが。)

Kalypso: ビーチバレー、ダーツ、バトミントンなどのスポーツができるビーチバー、インターネット、ファーストフード、カクテルあり。ミス・ミスターコンテストやオールナイトダンスパーティが人気。


Novalja Tourist Board
Setalište hrvatskih mornara 1
53291 Novalja
tel/fax +385 (0)53 661 404
E-mail: info@tz-novalja.hr

2010年7月17日土曜日

沈没船ダイビング@ロヴィニ

水深が浅く水の透明度が他のアドリア海の地域より劣るイストラ半島周辺で、ダイビングが高い人気を得ている。というのも、ロヴィニのそばの海底には かのバロン・ガウシュ(Baron Gautsch)沈没船が横たわり、アドリア海北部のダイビング・ベストスポットとして知られているのだ。



2010年7月16日金曜日

シーオルガンの調べ@ザダル




2005年にクロアチアの建築家ニコラ・バシッチによってザダルに建設されたシーオルガン(Sea Organ)。35本のパイプが海風と波で音を奏でる、地元の人たちだけでなく観光客にも人気スポットになりましたね!

2010年7月15日木曜日

アイスクリーム強盗@ザダル



Ice-cream thief on loose in Vir


「アイスクリーム工場の冷凍庫を襲撃した者により、ザダルの警官が負傷した。この侵入者は先週木曜にクロアチアの大手アイスクリーム企業Ledo(レ ド)に侵入し115個のアイスクリームのデザートを作り、1200クナ(約166ユーロ)の損害を与えたと、日刊紙ヴェチェルニ・リストが伝えている。」

あははっ、思わず笑っちゃう強盗事件ですね。世の中の事件がみんなこんなものだといいのですが・・・。この侵入者はアイスクリームがよっぽど好きな んでしょうか。115個分のデザートって、どこかに横流しするつもりだったのかな。ちょっとフシギなんですけど。レド、日本でいうところの雪印、みたいな ものでしょうか。アイスクリームをはじめ冷凍食品を製造している企業です。

まだまだあるよ、ダイビングで青の洞窟へ






数あるブラチ島のダイビング・スポットの中でもルチツェ・ケーヴ(Lucice Cave)は最も美しいスポットのひとつ。ミルナに近い島の西東に位置し、5つあるその周辺のケーヴでは最大級。ケーヴは岸からたったの5メートルで深さ3メートルにあり、そこから光が射し込む全長縦25メートルを潜ることができる。トンネル内では水中電灯が必要。




FUN DIVE CLUB
IBEROSTAR SVPETRVS RESORT HOTEL
PUT VELE LUKE 4
21400 SUPETAR, BRAC ISLAND
CROATIA

2010年7月10日土曜日

海のお掃除@フヴァル島



海底にはふしぎな生き物がいるんですね。ラジカセとか、ケータイとか。にてしても、エコ活動ビデオ、なんだかほのぼの〜。

灯台ホテル@ドゥブロヴニク

「1872年に建てられた灯台に泊まってみませんか?
ドゥブロヴニクの五つ星ホテル、ドゥブロヴニク・パラスからたったの900メートルしか離れていない、グレベニという小さな島のこの灯台は広さ140平米、ダブルの寝室が3部屋、シングルが一部屋あり、ドゥブロヴニク・パラスホテルから豪華なボートにて送迎。釣り船のレンタルもある。
一泊の宿泊料金は、7〜8月は510ユーロ、6月と9〜10月は350ユーロ。」
ちょっと高額な気もしますが、ロマンチックですね。
予約はどこにするのかな?
サッとググってみましたがわからず。
旅行会社に問い合わせたらよいってことでしょうね。

2010年6月15日火曜日

禁煙法のゆくえ@クロアチア


「秋まで禁煙法の変更はナシ。
昨日行われたHUP(クロアチア雇用協会、でいいんでしょうか?)の会議にて、クロアチア厚生省のダルコ・ミリノヴィッチ氏によると、
「禁煙法の新案決定からたったの一ヶ月足らずで改正するなんてバカげたことを政府は行わない。その代わり実際にどれほどレストランやバーに影響が出たのかを半年から9ヶ月ほど分析し、秋になってからなら再検討はありえる。」
さらに、ミリノヴィッチ氏は、今年5月から実施した禁煙案によってクロアチア国内のレストランの客足が80パーセント下回ったというのは事実とは異なる、という。ミリノヴィッチ氏は「クロアチア国民の30パーセントが喫煙者で、残りの70パーセントは煙草を吸わないのだから、煙草を吸わない人たちを守るためにこの新案の変更には同意しない」とも。
また、年間約1万5千人のクロアチア人が喫煙により死亡のため、レストランは値段を下げるなど客が来店したくなるような嗜好をこらすを薦めている。」

あー、なんだかまともな意見が出て来てほっとしました。というのも、現時点でのクロアチアのサービス業の悪いところは「ほっといても客は来る」と高をくくり、値段も高ければサービスもそれほどよいわけでもない。特にアドリア海沿岸の観光地!ぼったくりもいいところ、サービスも態度も内地のクロアチア人からの評判ヒジョーに悪し。なので、そろそろそういう態度を改める時期なんじゃないでしょうか。というところを強調してほしかったりして。喫煙禁煙ウンヌンよりも。
さて、禁煙法ですが、秋までこのままというのはそれでいいんじゃないでしょうか。どうせこれから秋まで室内に座る客は少なく、みんな外のテラス席ですから。そこなら自由に煙草も吸えるし。だからこの新法案で客足が遠のいたというのはちょっと的外れのような・・・。それならそれでやっぱり経営側はもっと努力してくださいーー。ってオチですね。うむ、なんか気合い入っちゃったな、この記事(笑)。
あ、ちなみに年間1万5千人が喫煙により死亡って・・・肺がんとかってことですかね?それもまたなんていうか・・・ほんとに喫煙が直接理由?

砂のビーチ@コルチュラ島

マルコ・ポーロの島として著名なコルチュラ島。そこには意外と知られていない砂浜がある。

 ■ルムバルダ(LUMBARDA)村のヴェラ・プルジナ(VELA PRZINA)ビーチ。


 島の西南側に位置し、コルチュラの街から車で15分。地元の人たちだけではく観光客にも人気のこのビーチはアドリア海に開け、夏場はとても混雑するため、よい場所を確保するには早めに到着したほうがよい。ビーチのそばにはオープンカフェとレストランがあり、簡単な食事がとれる。


 ■ルカ・コルチュランスカ(Luka Korculanska)
コルチュラ旧市街の港から徒歩15分、またはタクシーでアクセスできるこの湾は、コルチュラを訪れる旅行者だけでなくドミニツェやスヴェティ・アントンなどの地元の小さな子供同伴の家族連れにも人気のビーチ。近くにはグリル・バーやカフェもある。


Lumbarda Tourist Board
20263 Lumbarda
Tel/fax: +385 (0)20 712 005
E-mail: tz-lumbarda@du.t-com.hr

Tourist Board of City of KorculaObala 
Dr. Franja Tudmana 20260 Korcula
 Tel: +385 (0)20 71 58 67
Fax: +385 (0)20 71 58 66
E-mail: tzg-korcule@du.t-com.hr

2010年6月10日木曜日

皮膚病に効くビーチ@ニン

ザダルの北に位置する小さな町ニンに、クロアチアで最も人気ある砂浜のひとつに選ばれた砂浜がある。


カフェやバー、レストランも多く立ち並ぶ賑やかなニンスカ・ラグーナ(Ninska Laguna)の砂浜には地元の人たちはもちろん、観光客も大勢訪れる。またこの遠浅のビーチの黒い泥は皮膚病に効くとされ、泥浴もさかんに行われている(写真上は泥浴ではないです)。



Nin Tourist Board
Trg brace Radica 3
23232 Nin
Tel/Fax: +385 (0)23 265 247
E-mail: tzg-nina@zd.t-com.hr

2010年5月17日月曜日

ダイビング・スポット@エラフィティ諸島

美しい砂浜もある14の島が連なるエラフィティ諸島(Elafiti islands)は、ドゥブロヴニクからボートで約20分の南に位置し、コロチェプ(Kolocep)、ロプド(Lopud)、シパン(Sipan)の3島以外に住民はいない。コロチェプ島から3マイル、ロプド島から2マイル、シパン島から4マイルに位置する松の木に囲まれた小さな聖アンドリュー島には1873年に建てられた同名の灯台には、旅行者が借りられる2軒のアパートがある。


この島でのダイビングは初級者から上級者までで、深さ3メートルから78メートルの島の外壁周辺では様々な魚や珊瑚、海藻を見ることができる、この島一番おすすめのダイビングスポット。水深26メートル地点にある洞窟では、ダイブの経験者であれば水深50メートル以下に生息するこの周辺の特産物として装飾品加工されている赤い珊瑚を見ることができる。インストラクター同伴であればさらに深く潜ることも可能。
Dubrovnik diving 

2010年4月21日水曜日

コルチュラ島のイルカ@YouTube








ぱらぱらマンガみたいなちょっとおもしろフォトビデオ。コルチュラのバケーション。


2010年4月20日火曜日

喫煙法実施それから@ザグレブ


「4月9日から再び実施されている喫煙禁止法によって、すでに客足が減るなど経営に悪影響が出ているとザグレブ市でカフェを営むオーナーたちが不平を訴えている。また外のテラス席の客にヒーターとひざ掛けを置くなど、営業に影響する悪天候も続いている。
イェラチッチ広場にある14軒のカフェのうちでは1軒のみが喫煙許可を得ている状況で、ザグレブ市内では現時点では店内に換気システム設置を導入できない店も多いようだ。その結果として多くのカフェはこれまでと打って変わり禁煙パラダイスと化している。
この新法では、50㎡以上のバー(カフェ)店舗では喫煙席と禁煙席を分けることと、これまで以上の高性能の換気システムの設置を課しているが、50㎡以下のバー(カフェ)店舗では席を分ける必要なく喫煙してもよいが高性能の換気システムを設置しなければならない。
喫煙許可を取得して営業している店は新法実施以来満席で「喫煙できるようにしてからというもの、店は常に大繁盛。どんどん若い喫煙客が増えているのでこのままでは煙草を吸わない客が減るのではと心配になるものの、とにかく繁盛しています」と、カフェ・コルディングのオーナー。しかし他のカフェのオーナーたちは天気が回復しテラス席が満席になることを待ち望み、秋にはどうなるかなどは考えないようにしていると、ヴェチェルニ・リスト紙は伝えている。また、喫煙者たちは喫煙者にやさしいカフェのリストをFacebookに投稿しているという。」

まーねー、そんなところでしょう。誰が大金をはたいて換気システムなんてつけますか。いや、この国では、のはなしですよ。前から言ってますが、またいつ法律変わるかわからないし、ってことでしょうね。これも前から言ってますが、EU加入が絡んでるのであれば今回は変わらないでしょうけど・・・。
この喫煙・禁煙システム、個人的には大賛成です。吸いたい人もいれば吸いたくない人もいるわけですからね。これまではザグレブ市内でカフェに入ると息ができないくらいだったので、タバコを吸わない者としては本当に行く場所が限られてましたから。これから夏に向けてみなさんテラス席で吸うんですが、その前を通るとあまりの煙たさにこれまた息ができません。ええ、それぐらい吸いますね、みなさん。

2010年4月17日土曜日

密かな穴場。トラステニツァ・ビーチ@ペリシャツ半島

ドゥブロヴニクから北へ120キロ、車で約2時間半、コルチュラ島と目と鼻の先のペリシャツ(Pelješac)半島最北端にオレビッチ(Orebić)という小さな町がある。1キロに渡るトラステニツァ(Trstenica)ビーチは、オレビッチで最も美しく静かで、キラキラ輝く砂浜と小石のビーチ。ここからコルチュラ島行きの船が出ていて、わたしも大好きなところです。


ちなみに、船が出ているといっても観光地ではないので、ここでの宿泊や食事はけっこう難しいかも。あってもほんの数軒かな。でものんびりしてていいですよ、ほんと。

Orebic Tourist Board
Trg Mimbelli bb
20250 Orebic
Tel: +385 (0)20 713 718
Fax: +385 (0)20 713 718
E-mail: tz-orebic@du.t-com.hr

2010年4月14日水曜日

民族映画祭@ロヴィニ

イストラ地方のロヴィニにて「エトノ映画祭」が4月8日から11日(日)まで開催され、民族のアイデンティティをテーマにした世界各国の映画が数多く上映された。この映画祭と映画祭に関連したプレゼンテーションや音楽イベントはすべて無料。

2010年4月9日金曜日

さて、どうなる飲食店での喫煙問題@クロアチア

「ダルコ・ミリノヴィチ厚生大臣は飲食店における喫煙禁止法について考慮する十分な時間を持ったため、これ以上の延長はないと発表。
この法案が出された2009年5月当初から156日後に新たに各店舗に新案に対応する準備期間(換気システムの設置など)を与えると政府が決断するまで、クロアチア国内の全レストランやカフェなどの飲食店に実施されたが、その準備期間がついに本日で終了を迎えた(金曜日)。
「この新法によって1000人以上の従業員が解雇されたと経営者たちは不平を訴えているが、それと今回のことは関係なく、解雇理由は不況にある」とミリノヴィチ大臣はクロアチア・デイリー・ユタルニ紙に伝え、またクロアチア国内では喫煙者の5割が病気にかかり、毎日27人が喫煙が理由の病気で亡くなっていると話した。」
さて。ようやくその猶予期間が終了したわけですが、テレビのニュースではほとんどの店舗がなにもせずにこの期間の終了を迎えたと伝えていますね。まあ、またこれからの春、夏に向けてみなさん室内でなく通りの席に座りますから室内はとりあえずこのままでいいってことでしょうか。どうせまた冬場になったら法律変わるかもしれないし〜。なんて、ま、あえりますが、これもEU加入問題(=経済問題)に関わることなのでしょうから、今度は政府側もいつになく真剣かもしれません(笑)。
p.s.
先日近所の小さなバーに行きました。内装はすべて30代オーナー(オトコ)の手作りでなかなかファンキー。ちょっとベルリンちっく。が、やはり煙かったデス、ええ、果てしなく。で、オーナーは換気システムをつけると言ってましたね。期限に間に合わせてということもそうですが、とにかく自分自身のためにもう限界だと。そーでしょーねー、あの煙り毎晩じゃつらいでしょーサ。

2010年4月6日火曜日

コウノトリの夫婦愛@ブロドスキ・ヴァロス

「ロダン(雄)とマレナ(雌)という東クロアチアのブロドスキ・ヴァロスに住むこのコウノトリのカップル。夫のロダンは毎年南部へ行き、また彼らの住むブロドスキ・ヴァロスに一万三千キロを飛び越えて妻のマレナに会いに戻り、例年は同じ日の同じ時間に戻って来るという。しかし今年はいつもよりも二時間早く到着し待っていたリポーターたちに迎えられた。
ハンターによってマレナが怪我をおい、翼が折れて二度と飛ぶことができなくなってしまった1993年からの17年間、ステパン・ボキチさんは自宅にあるマレナの巣にて彼女の世話をし続けているという。 
ステパンさんは「毎年もしかしたらロダンが無事にマレナの元に戻って来られないんじゃないかと心配してしまいますが、ロダンは他の鳥たちのように到着が数日遅れたりせずにちゃんといつもきちんとマレナの元に戻って来ます。マレナが彼を待っていると知ってるからね」と語り、これまでにマレナとロダンの間には32羽の子供たちがおり、これからもたくさんの雛が生まれるだろうと語った。」

ということです。もう飛べないマレナはかわいそうですが、ステキなはなしですね。

2010年3月25日木曜日

イースターのお祭り@ザグレブ

イースターエッグの飾り
キャンディー屋さん
ソーセージ屋さん
手作り工芸





などなど、今月の20日〜31日まで、イェラチッチ広場やその周辺の歩行者天国など、ザグレブの中心街でたくさんの出店が出ていますヨ。
昨日からまた少し肌寒い日に逆戻りのザグレブです。

観光案内所がオープン@ザグレブ空港

ザグレブ空港に今年2月、新しくザグレブ市のツーリストセンター(観光案内所)がオープン。
宿泊の案内やザグレブのイベント情報提供など、3カ国語以上を話すスタッフが対応。
これでまた少し便利になりますね。
っていうか、今までなかったのね・・・。(笑)

2010年3月6日土曜日

美味しいパン屋@ザグレブ

星の数ほどのパン屋があっても、ザグレブのパンはしょっぱすぎたり、味がなかったり、ぼろぼろになってナイフで切れない、などなどほんとうに口に合うパンを見つけるのは宝くじに当たるような確率。なんてのは大げさですが。


半世紀前、ザグレブ北部にあるストラ谷のミケレッチというファミリーが作るパンがその近辺の集落で評判となり、現在はクロアチア国内で人気のパン屋として成功を収めているDubravica(ドゥブラヴィツァ)


















ザグレブ駅裏のバス停前店は、郊外からのバスの乗客や学生でいつも客足が絶えることがない人気のお店。ライ麦を使用したサワードウで焼き上がったパンはどれも美味しい。表面がパリッとしたサンドイッチ(9〜13クナ)もプロシュト&チーズ、モツァレラ&トマトなど、イタリアンテイストがグー。春に なったら花美しき駅前のトミスラヴ公園のベンチでサンドイッチ片手に休憩なんてステキじゃない?ソーゼージやオリーブたっぷりのピザパンも美味しそうです よ。これに美味しいコーヒーがあれば文句ナシですな。

行き方:ザグレブ駅を背中にして左手(ホテル・エスプラナーダの方向)に地下へ下りるエスカレーターと階段があるので、そこから伸びる地下道のショッピング街 Importanne(インポルタネ)を左に進み、駅裏のバス停へ出ます。その出口の右手にあります。


追記(2010年7月):

新しい店舗がDraskoviceva(ドラシュコヴィチェヴァ)通りにオープン!
イートインできるカウンター席。ソフトドリンクも売ってます。

場所はイリツァ通りからずーっとドラシュコヴィチェヴァ通りまでまっすぐ歩き、ドラシュコヴィチェヴァに出たらKonzum(コンズム)というスーパーの側に渡って、左に100メートルほどのトラムの駅前です。大きいのですぐにわかります。・・・というかイェラチッチ広場 からトラムで行ったほうがラクですね。イェラチッチ広場を背に進行方向左、11,12,14番のトラムで、一駅(ドラシュコヴィチェヴァ駅)です。

2010年2月21日日曜日

Ban Cafe閉店?休業?@ザグレブ

Ban Cafeはロケーションがいいのでよくガイドブックに登場しますが、コーヒーや店の雰囲気自体については特筆するものはなく、ま、普通です(時によっては コーヒーの味やサービスなど普通以下・笑)。客層は地元中年。地元の若い人はそこよりもカフェ・ブルドッグや街なかのカフェに行きますね。イェラチッチ広 場のカフェにこだわるなら、Ban Cafeと経営者が同じMala Kavanaのほうがよいですね。

が、クリーム珈琲なら同じイェラチッチ広場でもBan Cafeと反対側のKavana Dubrovnik(カヴァナ・ドゥブロヴニク)かリニューアルして密かな人気のGradska Kavana(グラツカ・カヴァナ)。

Gradska Kavana(グラツカ・カヴァナ)
Trg bana Josipa Jelačića 10 10000, Zagreb クロアチア
+385 1 4813 007


追記。2010年7月現在、閉店したままです。

レース祭り@パグ島

「在クロアチアのオーストリア大使館がスポンサーするレース祭りが6月10日からパグ島北部で開催される予定。パグ島のレースはクロアチアの伝統工芸としてよく知られている。このレース祭りでは、クロアチアだけでなくオーストリア、ポーランド、スロヴァキア、チェコなどのレースも展示される。」

おもしろそ〜。これは行ってみたいなあ。パグ島はチーズも美味しいですね。

2010年2月11日木曜日

「倭Yamato」和太鼓4月公演@ザグレブ

「祭り」ワールドツアー(2009−2010)中の、奈良出身の和太鼓グループ「倭ーYamato」がザグレブのDom sportova hallにて4月19日に公演予定。
海外でよく和太鼓のツアーをみかけますが、どれもなかなか人気がありますね。

2010年2月8日月曜日

クロアチア初・過去に刑務所に入ったことがない大統領誕生!

                First Croatian president who has not been in prison  

「現ステパン・メシッチ大統領は、「イヴォ・ヨシポヴィチは初めて過去に刑務所おくりになった経験がない大統領になるだろう」と公言した。 
メシッチとトゥジマン大統領はクロアチアの国粋主義を掲げ、旧ユーゴスラヴィアの刑務所へ送られた経験がある。
次期大統領で作曲家と法律の専門家であるヨシポヴィチは今月18日にザグレブにて就任する。またヨシポヴィチはインターネット上のFacebookに数多くの友人がいることやジョン・レノンのミュージカルを構成していることでも知られている。」


わはは。この国の特色が色濃く出てる発言ですね。ヨシポヴィチ氏、なかなかすっきりジェントルマンで欧州受けはよいように思いますが。今回はいい選択だったと思いたいですね。が、少々彼はジェントルマン過ぎるのがかえってこの国ではマイナスになるような気もしないでもないようなあるような。

2010年1月20日水曜日

ホテル・エスプラナーダでスケートを@ザグレブ

すっかり放置状態でしたが、久しぶりに更新を。
ザグレブ駅前の高級ホテル・エスプラナーダのテラスが、来月の2月14日までスケート場として市民の憩いの場に生まれ変わりました。
                                                 © 2013 Turistička zajednica grada Zagreba, sva prava pridržana.

DJのミュージックに合わせカラフルにライトアップされた野外リンク、すてきですよ、ほんと。街なかにこういう楽しい憩いの場が増えるのはいいですね(もっと増やせー・・・切望)。そういえば21日にはセントペテロブルグのスケーターたちによる白鳥の湖がザグレブで上演されますね。氷の世界は美しい〜。
料金は大人1人20クナ(45分間)。スケート靴のレンタルは10クナ。営業時間は9時〜23時。ホテルの宿泊客は一回のみ無料。